うつ病はすぐには直らない、時間をかけて治そう

「話す」ことから始めましょう

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難しいうつの判断

自己判断の前にセカンドオピニオンを利用してみよう

うつ病治療で薬を服用している患者によく見られるのが、薬の効果に疑問を持つ方です。即効性はあまり無いのに副作用が強い薬も多いため、このようなことが起こるのですが、即効性が無いからと言って自分の判断で服用を止めることは非常に危険です。薬の服用を途中で止めると、治療にさらに時間がかかる場合もあります。 基本的に、うつ病治療には時間がかかるものです。症状の改善が見られるのは3ヵ月後とも言われており、治療を急いでしまうことは、余計に病状を悪化させる原因ともなりかねません。 それでも、薬に疑問を感じる場合は、自己判断するのではなく、セカンドオピニオンを利用してみましょう。別の医師の意見を聞くことにより、誤診を防ぐ可能性も高まりますし、現在の治療について詳しく知るきっかけともなり、安心して薬の服用を続けることができます。 セカンドオピニオンを希望する場合は、主治医に相談してみましょう。

副作用の少ない新たな治療方法

日本には約400万人のうつ病患者がいると言われており、病院で治療を受けている方の多くは薬による治療を行なっています。治療効果の高い薬は次々開発されていますが、副作用の強い薬も多く、うつ病患者を悩ませる一因となっています。 そこで近年注目を集めているのが、脳に磁気刺激を与える治療方法です。うつ病患者は、脳の前頭葉の血流が低下しているため、磁気刺激を脳に与えることにより、脳内の血流を活発にする方法です。磁気刺激自体には、ほとんど痛みもないため、薬の副作用で苦しむ患者の救世主として期待されています。 治療効果が約6割の患者に認められたと言われている治療方法ですが、現在、日本では医療保険の適用は認められておりません。今後、安全性や効果が確認された上での医療保険適用が期待されます。

まずは十分な休養をとること

うつ病の効果的な治療方法は、十分な休養をとることです。うつ状態になっているにもかかわらず、責任感からそのまま仕事を続けていて、ちょっと落ち着いてから病院に行くつもりの人が多いです。ですが何となく先延ばしにしていると、その間にどんどん症状は悪化していってしまいます。疲れもとれにくくなりますし、体重も減っていって食欲もなくなります。さらには性欲もなくなり、孤独の方が楽になり人間関係も支障をきたし、会社を退職さらには離婚など最悪のケースになることもあります。そうならないためにもまずは自宅でゆっくりと休養をとることです。自宅にいて安静にし、何もしないことです。休養することによってうつ病の治療効果も上がっていくのです。

くすりや心理的な療法

うつ病は、十分な休養をとることが回復への第一歩ですが、うつ病の症状もひどい状態になってくると、休養をとったからといって治療効果はなかなか上がるものではないです。休養をとることも重要ですが、休養をとりつつ抗うつ薬という種類の薬を使用することでもうつ病には効果があります。他の病気と同じく、薬によって治療をしていきます。それから精神療法、心理的な療法も効果があります。うつ病になっていると特に否定的な考え方をしがちになります。せっかくよくなってきたとしてもぶり返しがあるのです。精神療法をすることによってこれらを防いでいきます。うつ病に気づいたら1日でもはやく医師に診断してもらうことです。早期発見が治療をはやくします。